最初は蔦谷という表記だった

TSUTAYAと言えば本やCD、DVDなどのレンタル店としてよく知られており、ある程度大きな都市に住んでいる人であれば、知らない人はいないでしょう。
そんなTSUTAYAは昭和60年の9月20日に設立されましたが、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社としてTSUTAYAの直営フランチャイズ事業を開始しました。

平成6年にはTSUTAYA恵比寿ガーデンプレイス店がオープンし、そののちに日本全国へ店舗が拡大していったのです。
TSUTAYAとして実際に事業を開始したのは昭和58年で、大阪府の枚方駅前に開業したため、実際の設立は昭和60年ではなく、昭和58年と言えるでしょう。
もちろん当時はアルファベットなどを用いることはなく、蔦屋という日本語表記でした。

基本的には本と音楽CD、DVDやブルーレイなどを取り扱っていますが、昔はブルーレイやDVDなどはありません。
よって創業して間もない頃には、本やビデオテープ、カセットテープなどを取り扱っていました。
時代の流れと共に、カセットテープからCDになり、ビデオテープからDVD、さらにはブルーレイとなっていったのです。

ネット事業

最近が気軽にインターネットを使うことができる環境が整っているので、TSUTAYAも店舗だけではなく、ネットサービスも開始しました。
ネットサービスが始まったのは平成11年からですが、このときに誕生したのがTSUTAYAオンラインです。
3年後の平成14年からは、オンラインでDVDのレンタルが開始され、多くの人が利用するようになりました。

この頃に登場したのが常時接続でも知られているADSLなのですが、このADSLの誕生によって、インターネットが日本全国に広まったと言っても過言ではありません。
平成20年からは動画の配信も開始されましたが、この当時には光ファイバーやケーブルテレビなどのサービスが開始されていたので、かなりインターネットの接続速度が上がっていました。
しかも携帯電話でも気軽にインターネットを楽しめるようになったことで、TSUTAYAオンラインも繁盛していったと言えるでしょう。

平成23年には、ネット事業を株式会社TSUTAYA.comに事業を映して現在に至っています。
最近ではオンラインゲームを楽しむことやダウンロード販売、光回線のサービスなども導入し、かなり大々的に事業を行っています。
本やCD、DVDなどもインターネット上で購入できますし、ゲームや人気アニメのグッズなども販売しているので、たくさんの人が利用するようになりました。

オンラインショップでは定番のポイント制度も導入されており、ポイントが溜まると支払いをポイントでできるようになるので、ポイントを溜めるために株式会社TSUTAYA.comを頻繁に利用している人もいます。
もちろん街中にあるTSUTAYAも大勢の人が利用していますし、実際に本やCDなどは現物を見て購入したいという人もいるので、どちらも商売をするのには欠かせません。