バッテリー管理のコツ

電動アシスト自転車のバッテリーは、完全に使い切る前に充電しておくと長持ちします。
目安としては、残量が20%くらいになったタイミングで充電し、満充電後は速やかにバッテリーを外すのが基本です。

短時間でもこまめに充電する習慣をつけておくと、安定して使いやすい状態が保てます。高温や低温の環境では劣化が進みやすくなるため、直射日光の下や寒冷地の屋外に放置しないよう気をつけましょう。

自宅で保管する場合は、風通しの良い日陰に置くとバッテリーにやさしいです。長期間使わないときは、残量を50%前後に保っておくと劣化を抑えやすくなります。

HELLO CYCLINGでは、専用アプリでステーションごとのバッテリー残量がリアルタイムで確認できるようになっていて、劣化の進んだバッテリーはスタッフが順次交換しています。交換対応の方法や頻度はサービスによって異なるため、利用前に約款やFAQを確認しておくとスムーズです。

また、バッテリー端子にホコリや湿気がたまると接触不良の原因になるため、定期的に乾いた布などでふき取っておくとよいでしょう。

充電スポットの見つけ方

最近では、商業施設や駅前の大型モールなどに、e-Bike対応の充電ロッカーが増えてきました。
たとえば、愛知のプライムツリー赤池や川崎のグランツリー武蔵小杉では、複数メーカーに対応したロッカーが常設されています。

地図検索アプリ「ChargeSPOT」を使うと、全国約300か所以上のe-Bike充電ステーションを、出力やプラグの形状で絞り込んで探せます。自転車レンタル向けのプラットフォームでは、返却時にそのまま充電できる機能付きのサービスも登場していて、使い勝手の良さが広がっています。

観光地では、地域の観光案内所と連携して充電できるスポットが設けられていることもあるため、現地の情報を事前に確認しておくと便利です。

また、アプリによっては夜間照明の有無や防犯カメラの設置状況までチェックできるため、暗い時間帯でも使いやすい場所を選びやすくなります。自治体が運営するステーションは、低料金で使えるケースも多く、利用できる時間帯などの条件も確認しておくとよいでしょう。

賢い料金比較と選び方

電動アシスト自転車のレンタルには、月額制(サブスク型)とその都度契約(ワンタイム型)の2つがよく使われています。

サブスク型の「NORUDE」は、月額1,990円から利用でき、パナソニックやヤマハのモデルが契約期間なしで使えるのが特徴です。毎日通勤や通学で使う方には、月額制がコスト面でも使い勝手の面でも合っているかもしれません。

一方、ワンタイム型の「電動自転車レンタルドットコム」は、その都度配達と返却が可能で、旅行やイベントの際に便利です。

比較サイト「マイナビレンタル」では、7つのレンタルサービスを用途別に一覧できるようになっていて、子ども乗せ対応の有無や送料無料プランなども見比べやすくなっています。

オプション料金の中には、荷台のキャリアやチャイルドシートのように、使い方によって必要になるものもあるため、あらかじめ確認しておくと選びやすくなります。

初期費用を抑えたい方には、「かして!どっとこむ」や「MBR」など、月額数千円から使えるプランが人気です。学生やシニアの方向けの割引や、法人契約で使える法人向けプランもあるため、条件を比較して選ぶのがポイントです。

複数社の料金表を一覧で並べて、オプションを含めた総額を比較すると、自分の使い方に合ったプランが見つけやすくなるでしょう。