畑をレンタルできる、驚きのサービス

最近はさまざまな物をレンタルできるサービスが登場していますが、シェア畑は何と畑をレンタルできるサービスです。
これまで野菜や農作物を作るには、土地を所有して畑を作る必要がありました。
しかしシェア畑は野菜などを作る環境が整った畑をレンタルすることができ、手軽に農業を楽しむことができます。

農業は少しずつ成長が衰えていて、農業の仕事に就く若い人も減っています。
シェア畑は農業を楽しむきっかけになり、「野菜などを作るハードルを下げている」といえます。

家庭菜園や農業に興味があったなら、シェア畑で好きな作物を作ってみるのもおすすめです。
シェア畑は、新しい農業を提案するサービスなのです。

農業に必要な物は、全て用意されている

畑で野菜を作るには農作業をするための器具、種や苗、資材などが必要です。
こうした物を全て揃えると、大きな費用と労力が必要です。
ですがシェア畑には必要な物が全て用意されており、まさに手ぶらで畑に通うことができます。

シェア畑に登録すると、「作付計画」というものを作ることになります。
この計画に基づき、シェア畑の運営スタッフが種や苗など、必要な物を用意してくれます。

また、こうした物品が用意されているだけでなく、「栽培テキスト」も用意されています。
資料やテキストを見ながら農作業を進めることで、初心者でもスムーズに農業に取り組むことができます。
「農業は技術や経験が必要で、熟練しないと難しいのでは」と考える人もいますが、意外と誰でもできるものなのです。

プロのアドバイザーが講習もしてくれる

シェア畑には定期的に「菜園アドバイザー」という人が訪れて、実演を交えた講習をしてくれます。
テキストなどが用意されているとはいえ、自分だけで農業を進めるのは不安なものです。
こうした不安を解消するために、シェア畑には月に4回ほどアドバイザーが訪れてくれます。

農作業をしていて不安なことや、やり方が分からないことが出てきた場合、アドバイザーに相談すると良いでしょう。
どのスタッフもしっかりとした知識や技術を持っているため、安心して質問ができます。

こうして作った農作物は、もちろん自分で収穫して食べることができます。
自然の野菜はおいしいですが、自分で作ったものはまた格別です。
さらにシェア畑は無農薬で有機肥料を使って栽培ができるため、よりおいしい野菜を作れます。

シェア畑には、こうした野菜などを調理するスペースも整えられています。
料金は面積によって変わり、たとえば50㎡で25,000円、入会金として1万円、のようになっています。
これに農機具や種、苗などの費用も含まれているので、大きな資金がなくても利用しやすいです。
シェア畑をきっかけに、農業を楽しんでみてください。