世界でも日本でも大ヒットを飛ばしたあの「アナと雪の女王」

ありのーままのー・・・・という歌がそこかしこで歌われていた当時、小さい女の子たちはアナと雪の女王のドレス姿で写真を撮ったり、動画を取ってyoutubeにアップするなど、本当に大ヒットどころではなく社会現象となっていました。

この作品はアンデルセンの雪の女王という作品をディズニーが手掛けたもので、3Dファンタジー・アニメ作品となっています。
作品が作られたアメリカ本国では、ディズニー・アニメ史上最高といわれる空前の大ヒット作品となり、数々の記録を取得、アカデミー賞でも長編アニメーション賞、主題歌賞を獲得しました。

王家の美しい姉妹の物語

王家の美しい姉妹、そのうちの一人姉のエルサは雪の女王となってしまいました。
そんな姉と王国を助けるために妹アナは冒険の旅に出ます。
永遠の冬となっている王国をすくい、姉エルサとの壊れた絆を取り戻したいと、妹アナは雪降る中旅に出るのです。

なぜこのようなことになってしまったのかというと、エルサは触れたものを凍らせる力を持っていて、アナが遊んでいる時に雪山から落ちそうになっているところをこの魔法で助けようとし、逆にアナを魔法によって傷つけてしまいます。
心ではなく頭に当ったので治せるというトロールにアナの記憶をエルサと遊んでいた記憶にし、エルサの不思議な力の記憶をけしてしまいます。

両親はエルサが魔法を制御できないため、他人から隔離します。
エルサも妹を傷つけてしまう魔法を持っている自分に罪悪感を感じ、部屋に閉じこもってしまったのです。

大人になりエルサが女王に即位することになった、その時他国の王族もやってきたのですが、アナはハンス王子と恋におち、婚約をしてしまって、エルサに報告に行くとエルサは信用できず猛反対、口げんかになりエルサは人前で自分の力を出してしまいます。

これによって王国にいられなくなり、夏だった王国はエルサの力によって冬になり、逃げだしたエルサは解放され魔法を使い、いきいき暮らします。
でもアナはエルサを連れ戻そうと旅に出るのです。

なぜここまで人気になったのか

まず、この歌が大ヒットとなったのではないかと思います。
エルサが歌うありのままに生きるというこの歌は、子どもから大人まで口ずさみ、映画館でも、歌の場面で一緒に歌おうという企画まで出してしまう所が出てきたのです。

アナの純粋で真っすぐな心、エルサの苦しみ、姉妹の愛情・・・色々な気持ちを感じさせてくれるこの映画は、子ども以外、大人も夢中になってしまうのがよくわかります。

歌を歌われた歌手、女優さんも素敵でしたし、エルサとアナによく似あった声をしていました。
何もかもがマッチングし、幅広い年齢層の方の心をうったアニメの傑作、アナと雪の女王は、是非見ておくべき映画の一つです。