大きくてかわいくて守ってくれるベイマックス

なんだか得体がしれない大きな白い物体、でもこの物体、寂しい男の子を守ってくれる最高にやさしいロボットなのです。
この映画「ベイマックス」は、孤独な少年ヒロと心優しいロボットベイマックスの絆、そして冒険をえがくヒーローアニメーション映画として日本でも大ヒットしました。

和をベースにしているという近未来の街に住む主人公ヒロ、そしてその兄のタダシ、この兄のタダシが作ったケアロボット、ベイマックスと友人たちとの冒険、さらに次第に心一つになっていく友人との絆、ベイマックスとの絆や愛情をえがいています。

ベイマックスはどんな物語?

日本人がみていて違和感なく見る事が出来るのは、この映画の世界が和をテイストとして作られているからだと思います。
近未来、和風ベースの街、サンフランソウキョウという町に暮している少年ヒロは、14歳という年齢ですが、科学の天才少年であり、飛び級するほどの頭脳を持っています。

幼い頃に両親をなくしている兄弟、ヒロと兄のタダシは伯母と一緒に暮らしているが、非合法のロボットファイトに夢中になっていました。
するとついに警察に捕まってしまいます。

それを見かねた正は、自分が通う工科大学の研究室にヒロを連れて行き、研究環境と兄のユニークな仲間たちの中で、少しずつ心を開き、この大学に入学する事を熱望します。

入学条件は発表会でキャラハン教授をうならせるような発明をすることとされ、ヒロは入学条件をかけ必死にマイクロロボットを発明します。
これによって飛び級で大学進学を認められるのですがここで事件が起こります。

突然発表会場が火災になり、キャラハン教授が取り残されているという事態、そこにタダシが飛び込んでしまいます。
止めようとしたのですが一歩おそく・・・爆風によって拭き取んでしまったタダシをなくしたヒロはひきこもりになります。

そこにあのケアロボット、ベイマックスが動き始め様々な秘密を知っていきます。
そこにはタダシの死も関係していたのです。

あくまでもケアロボット、だからヒロを守るベイマックスが実にけなげ

ケアロボットとして作られたベイマックスです。
ヒロが作ったマイクロロボットがなぜか大量生産されていて、おそいかかってきても、ベイマックスは、攻撃するどころか、ヒロを守る事に必死になります。

この姿に心打たれてしまいますし、いちいちこのベイマックスの動き方やしぐさがかわいくて参ってしまうのです。

ベイマックスは、キャラクターグッズなども多数販売され、幅広い年齢の方が購入しています。
この物語は子供向けのものだと思いますが、大人も絆や愛情などをふと思い起こさせてくれる素敵な物語になっていますので、一度みてほしいと思う映画です。