あの毒舌熊が帰ってきたぜ!「テッド2」

可愛いけど毒舌、酒に女にドラッグにといけないものに手をだし、だらだらと親父のように過ごすおっさんクマのテッド、テディベアなんだけど、可愛いんだけど、おやじというキャラクターが最高に受けて、テッドは日本でも大ヒットとなりました。
可愛いテディベアだけどこういう可愛いものがオヤジ的発言をしたら面白いよね、と何となく想像していたものが、映画になって登場したという感じのこのテッド、とにかく奇想天外で、今までのぬいぐるみの印象を起きく変えたといってもいいくらいです。

猫が関西弁を話すとか、すごくかわいい犬が実は飼い主に向かってこういう事を思っていたのか?というマンガなど、日本でもありましたが、その延長線上というかそれをもっと助長したイメージのユーモア、エンターテイメントです。

あのお下品なくまテッドが帰ってきた

世界1ダメなテディベアといわれるテッド、見た目はものすごくかわいい、ふわふわ、ぬいぐるみのかわいい要素を全部持っているというのに、中身は女にだらしなくて酒が好きで毒舌というとんでもないクマです。

斬新すぎる位のキャラクター設定は世界に認められ、世界で大ヒットを飛ばしました。
そのテッドが、テッド2となって帰ってきます。

テッドの続編として今回のテッド2は、バイト先で知り合ったカノジョ、「タミ・リン」とテッドが結婚し、子どもが欲しいと思うようになるが、小作りのために自分が人間だということを証明しなければならない、そこで美人弁護士サマンサを雇用し法廷に乗り込む・・・というまたも奇想天外のストーリーです。

クマが、しかもぬいぐるみのクマが人間の女性と結婚するということがまずビックリなのですが、これがまことしやかに法廷に持ち込まれるというのがまた、今回のテッドをより面白くしています。

まさに突き抜けている映画というべきテッド2は、映画というのは何が起こってもいいのだということを何も遠慮することなく世間に知らしめている映画です。

パロディネタが本当に面白い

このシリーズには様々な映画などのパロディが出てくるところも見所となっています。
子供の頃のジョンの部屋には大好きなインディジョーンズのポスターが張られています。
大人になるとこのポスターがジュラシック・パークに変化しています。

誘拐監禁されたテッドが脱出する時に流れるBGMがレイダース/失われたアークのテーマ曲ですし、インディ・ジョーンズ最後の聖戦でインディが帽子を受け取るシーンがありますが、そのシーンは、テッドがちぎれた耳を受け取るというパロディに利用されています。

この他、スター・ウォーズシリーズのパロディも登場しますし、しっかりみていると、あれ?これは?と思うシーンがかなり出てくるのです。
このパロディもテッドの魅力となっていますので、どんなパロディが出てくるのか、確認しながら見るのも楽しいです。